nodeconf.eu 探訪記

こんにちは、Engineer Blog 初投稿です。 @yosuke_furukawaです。 この度、国際学会派遣制度を使ってnodeconf.euへ行ってきたのでそれの紹介です。

nodeconf.eu とは?

スクリーンショット 2015-01-13 11.45.44.png

node.jsのカンファレンスの一つです。ヨーロッパ(EU)のアイルランドで行われるnode.jsカンファレンスなので、nodeconf.euと呼ばれています。

nodeconf.eu特徴

nodeconf.euはWaterford Castle Islandという離島で行われます。この離島がこの一日だけは名前が変わって "NodeLand" になるんです。市長にも認められた公的な島の名前です。

nodeconf.euで語られてること

主に3点です。もちろんこれら以外にもnode.jsの次のバージョンについて、とかnpmの話とかあるんですが、現在進行形でnode.jsの次のバージョンがどうなるかは未定の状態なので一旦置いておきます。

  • microservices
  • next web application
  • Internet of things

microservices

モノリシックなアプリを作るんじゃなくて、小さいサービスをたくさん作って結合するというアプローチ。基本的にはデータストアは一個である必要はないし、言語も一つである必要はない。サービスに合わせて適したデータストアや言語を使うという考え方ですね。

サービス間のメッセージングにはMQTTやAMQPといったメッセージキューを使ってやりとりする、といった方式が話されていました。

Node.jsを使っている会社には、IBM、PayPal、Netflixなんかの大手企業が使っており、そこでの使い方の話でした。

Node and Micro-Services at IBM from Dejan Glozic

またmicroserviceのフレームワークとしてGraft と呼ばれるサービスが紹介されていました。

日本でも流行りつつあるbuzzwordとしてのmicroservicesが向こうでは実例とツールを伴って紹介されていたのが特徴的でした。

Next Web Application

WebRTC, WebSocket, WebGLといった次世代Web規格の話と最近話題のIsomorphicの話が語られていました。

WebRTC

動画も一緒に見ていただけると分かりやすいと思いますが、WebRTCを使うことで、音声や動画といったストリーミングデータを多人数で共有することができます。動画はホワイトボード共有 + video 共有をWebで実現する例です。

発表している @feross はNode.jsでは有名な人物で、彼が作っているwebtorrentはweb上でWebRTCの技術を使ってP2P通信でファイル共有する仕組みです。bittorrentのトランスレータを現在作成中らしく、それが完成すればbittorrentがweb上でも動くし、シームレスにbittorrentとwebtorrentのファイル共有ができるようになるでしょう。

Isomorphic

strongloopのloopbackやhapiといったウェブアプリケーションフレームワークが次のフェーズとして見据えているのがこのIsomorphicで、クライアントでのレンダリングとサーバーでのレンダリングを同じコードで共通化して出来るように試みていました。これが完成すると、サーバー・クライアントでのviewのロジックが共通化でき、validationもロジックがサーバーとクライアントで共通化できるようになります。

Internet of things

所謂ハードウェアやセンサーデータがhttpを解す事でウェブ上から色んな物を操作しようとする試みです。これは非常に面白くて、ロボット作ってhttpリクエストで動作させたり、クアッドコプターをwebrtcを使って動かしたりといった事を行っていました。これも動画を貼っておきます。

まとめ

nodeconf.euに行くことで海外のエンジニアがどういう未来を描いているのかがわかりました。また、海外のカンファレンスへ行くと自分がpull requestしたプロダクトを作っている人に生でお礼を言われたり、rejectした時の理由を聞けたりするのですごくためになりました。

こういう人脈を作れることが海外カンファレンスに行く一番の魅力だと思います。


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