DeNA TechCon 2018 開催レポート[4]

SWETグループの加瀬です。
DeNA TechCon 2018の開催レポートもいよいよ今回で最後となります。

過去のレポートはこちら
第1回 第2回 第3回

今回は、ORANGE Stage 『DeNAのゲーム開発』とClosingの発表の紹介です。

『逆転オセロニア』における運用効率化支援 〜デッキログのデータマイニング〜

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『逆転オセロニア』における運用効率化支援 〜デッキログのデータマイニング〜 from DeNA

AIシステム部 AI研究開発グループの田中による、『逆転オセロニア』でのデッキ分析手法の発表でした。

デッキ構築型のゲームアプリでは、各プレイヤーの使用デッキが固定化してしまうとゲームの楽しみが損なわれてしまいます。そのため、ゲーム内で現在よく使われているキャラやデッキの状況を把握することは、運用するにあたり非常に重要です。
発表では、実際の対戦ログからデッキに組み込まれるキャラの関係性や、キャラの特徴的な組み合わせを抽出して可視化することでゲーム運用に活用している事例が紹介されました。

大規模ゲーム開発におけるbuild高速化と安定化

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大規模ゲーム開発における build 高速化と安定化 from DeNA

ゲーム・エンターテインメント事業本部 Japanリージョンゲーム事業部の田辺による、アプリゲームのビルド改善の発表でした。

昨今のスマートフォンゲーム開発は大規模化・複雑化しており、ビルド時間が長くなるという問題があります。発表ではUnityのAssetBundleビルドの高速化、Jenkinsでの分散ビルド、Sakashoを用いるDeNAのゲーム開発特有の自動化フローなど、ビルドに関するノウハウが紹介されました。

協業アプリ開発を推進するテクニカルコンサルタントの挑戦 〜『歌マクロス』を成功に導く技術支援〜

協業アプリ開発を推進するテクニカルコンサルタントの挑戦 〜『歌マクロス』を成功に導く技術支援〜 from DeNA

ゲーム・エンターテインメント事業本部 Japanリージョンゲーム事業部 開発基盤部の高橋による、テクニカルコンサルタントに関する発表でした。

DeNAでは協業開発体制によって開発・運用されているゲームタイトルもあり、テックコンサルはそのようなタイトルの技術的な課題への対応を行っています。発表ではパフォーマンス対策といった技術的な内容から、運用のための体制の整備などといった多岐にわたるテックコンサルのサポート内容、過去に起きた問題の解決事例まで、非常に幅広い内容が紹介されました。

世界へ向けたゲーム開発 〜ローカライズ支援ツール『LION』〜

tech_con_day4_3_resized.jpg tech_con_day4_4_resized.jpg Japanリージョンゲーム事業部 開発基盤部の立浪と、グローバル推進部の中本による、内製のローカライズ支援ツールの発表でした。

世界へ向けたゲーム開発 〜ローカライズ支援ツール『LION』〜 from DeNA

ゲームのローカライズを行うには、翻訳対象となるファイルの用意からスケジュール調整など非常に複雑なタスクが数多く存在し、それらを手作業で行うことは困難となっています。
発表では、開発しているローカライズ支援ツール『LION』によってタスクの管理がどのように効率化されるかという内容が、実際のスクリーンショットも交えながら話されました。

DeNAのネイティブアプリにおけるサーバ開発の現在と未来

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DeNAのネイティブアプリにおけるサーバ開発の現在と未来 from DeNA

ゲーム・エンターテインメント事業本部 Japanリージョンゲーム事業部 開発基盤部の北澤による、ゲーム開発のサーバー側の発表でした。

DeNAの多くのゲームアプリでは、サーバー側の実装にSakashoと呼ばれる内製のBaaSを使用しており、ゲームによくあるサーバー側のロジックはSakashoに集約されているため、効率的に開発が行われています。
発表では「現在」として、Sakashoを開発した経緯やその結果の現在の状況が紹介されました。そして「未来」として、現状を振り返って判明してきた問題点を改善する次のプロダクトを開発中であるという内容が話されました。

Closing

tech_con_day4_6_resized.jpg DeNA TechCon最後の発表は、取締役の川崎よりClosingとしてまとめの話がありました。

DeNAでは近年AIやオートモーティブ事業に注力しており、それらが未来への仕込みから現実的にサービスを作る段階になったことで、今年は去年よりも発表される内容が具体的になってきました。
事業の幅が広くなったことにより色々な働き方ができるようになった反面、隣の部署がやっていることが見えづらくなってきているので、DeNA TechConによってDeNAの社員も隣の部署がどのような技術を使っているのか知る機会となり、価値が高いイベントになっています。
DeNAはビジネスが強い会社だと思われることが多いですが、ものづくりにも強くてビジネスと両輪になっている、という内容の話でした。
発表後、参加者に飲み物が配られ、乾杯と共にそのままAfter Partyが始まりました。

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最後となる第4回は、ORANGE StageとClosingの紹介でした。 2018年のDeNA TechConの開催レポートは今回で終了となります。
お越し頂いた皆様、登壇された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした!!

最後に、レポートでは紹介できませんでしたが、当日は4つのStageに加えてCasual Talkの発表も並行して行われていました。
Tech Conのホームページではここまで紹介してきた発表と、Casual Talkのスライドと動画が公開されていますので、ぜひ訪れてみてください。

それでは、来年もDeNA TechConでお会いしましょう!

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